阪急メンズ館 presents クロスレコメンドラウンジ
第3回「俺のベスト 2010」
安田謙一(ロック漫筆/音楽評論家)
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第3回「俺のベスト 2010」
安田謙一(ロック漫筆/音楽評論家)

浅野いにお「おやすみプンプン」1巻読了。はいはいシュールシュール。でもそうせざるを得なかった作者のジハード感も察したい。爆弾を体に巻きつけて突っ込むのはもちろん自分自身。痛い!プンプンの初射精後のちいさな震えに俺は泣いた!

佐々木倫子「おたんこナース」1巻読了。いま読むと岡崎京子とか初期のばななの裏側(というか表側?)の感じ。BGMはオザケン「LIFE」あたり。でも実写化は「動物〜」の一件があるから許しません! やるならひねらずオー!マイキーで。

末次由紀「クーベルチュール」1巻読了。注意!イケメンはサービス業である前に生き物です!チョコレートは見た目と味が別レイヤーで、そのあたり職業化したイケメンとの相性バツグン…ってマジか?

きら「シンクロオンチ!」1巻読了。もっちゃり女子のエロくない体型描写がすばらしい。コマの9割が人物中心で描かれるせいか、バブル時代のTVドラマを見てるような気分になる。ちなみに作者は同じ1973年生まれ。

井上雄彦「リアル」1巻読了。いろいろ上手のはよくわかる……という前提に立ってもなお「『リアル』とかマジすかwww」みたいな脆弱極まりないツッコミを入れたくなる自分が痛い。北島康介と同じタイプの踏み絵。コマが大きくなると一瞬音が消える感じがする。

麻生みこと「そこをなんとか」1巻を読了。絵柄とバーコ印刷に惹かれて購入。本来ドロドロな設定を絵やセリフの軽さで回避するあたり佐々木倫子的。絵が濃 くなったり薄くなったりバラつきがあるけど通して読むと気にならない。さらにけっこう複雑なコマ割だったり。面白いバランス感覚。